これからボルダリングを始めようと思っている方は、ボルダリングジムに行くときにどんな格好をすればいいのか迷う方もいるかと思います。
この記事では、歴5年初段クライマーの筆者が独断と偏見に基づき、ボルダリングをする際の格好について解説していきます!
結論:Tシャツと動きやすいズボンでいい
これに尽きます。
スポーツをするからと行って、特別気合を入れた格好をする必要はありません。
スポーツタイツや、アンダーアーマーなどを着用する必要もありません。
ラフなTシャツとパンツで十分ですし、実際そういった格好の方が非常に多いです。
なお、汗やチョークで汚れる事があるので、大事な服を着ていくのは避けましょう。
トップスはTシャツ
ユニクロで十分
過去にユニクロで買った普通のTシャツがあれば、それで十分です。
特にスポーツ用の高機能シャツである必要はありません。
わざわざボルダリングを始めるために買い揃える必要はないでしょう。
ちなみに筆者は、ユニクロUのエアリズムTシャツを愛用しています。
やはり多少は汗をかくので、速乾素材のほうが快適ですね。
クライミングブランドのTシャツはカッコいい
ノースフェイスやグラミチ、パタゴニアなどのクライミングブランドのTシャツを着ていると、一気に「分かってる感」が出ます(笑)
これらのブランドはクライミングだけでなく街着としても非常に人気ですので、おしゃれに気を使いたい方はこういったブランドの服を着て登るのもカッコいいとおもいます。
なお、筆者はノースフェイスのTシャツを何枚か持っていますが、もったいなくてボルダリング中は着ていません…笑
パンツは動きやすいもの
パンツも特にこだわる必要はありませんが、できるだけ伸縮性のあるものにしましょう。
硬すぎるパンツだと足を上げる動作をする際に突っ張ってしまい、登りづらいです。
なお、汗染みが気になる方は絶対に黒のパンツを選んでください。
黒が一番汗染みが目立ちません。
筆者は2時間も登っていると「え?漏らした?」ってなるくらい尻汗をかくので、黒以外のパンツは履けません(泣)
やっぱりユニクロで十分
大正義ユニクロです。
伸縮性の高いウルトラストレッチシリーズか、ジョガーパンツあたりを選んでおけば無難です。
筆者はいつもユニクロのウルトラストレッチジーンズ(黒)を履いています。
ショートパンツもあり
ボルダリングジム内は、いくらエアコンが効いているとはいえ、夏場は暑いです。
そのため暑さ対策にショートパンツを選ぶのもおすすめです。
もちろんユニクロでも手に入ります。
筆者はユニクロのナイロンギアパンツ(黒)を愛用しています。
ポケットがめちゃくちゃ多いので、休憩中にちょっと財布を持ってコンビニへ行く場合に便利です。
ちなみにクライミングブランドのものを選びたいおしゃれさんには、グラミチのショーツがおすすめです。
機能的にも歴史的にも、ファッションアイテムとしても完成度が非常に高いです。
靴下は汚れてもいい安いものを
靴下については何を履いても問題ありませんが、ボルダリング中に履いている靴下は劣化が早く、穴も空きやすいです。
穴が空いても問題ない靴下を履いていきましょう。
結局ユニクロ(笑)
ユニクロは社会インフラです。
ユニクロですとスポーツ用ソックスやくるぶし丈のソックスが、3足セットで1,000円で売られています。
ボルダリングのときに履く靴下は消耗品と割り切って、安いものを使うのがいいと思います。
裸足派もいるけど…
ボルダリング中に靴下を履かない人も一定数います。
昔は裸足の状態でめちゃくちゃキツイシューズを履くのが一般的だった時代がありますが、最近はそういう方もかなり減ってきた印象です。
筆者の周りでは靴下クライマーのほうが多いですね。
もちろん裸足がダメというわけではありませんが、衛生的な理由で靴下を履きたい方が多いのではないでしょうか。
初心者のうちは気にしなくて大丈夫ですが、靴下の厚さでシューズのフィット感を調整できる、なんてメリットも実はあります。
ちなみにレンタルシューズを履くときは必ず靴下を着用しましょう。
大事なマナーです。
おすすめしない服装
ここからは、ボルダリングをする上でおすすめしない服装を紹介していきます。
ダボダボすぎる
あまりにもダボダボすぎる服装は、ホールド(ジムの壁についているカラフルな石)に引っかかって危険なことがあります。
トップスは多少オーバーサイズでも問題ありませんが、ボトムスはジャストサイズのものを選ぶのを推奨します。
ちなみにクライミング専業ブランドのパンツで、めちゃくちゃオーバーサイズのものが売られていることがあります。
あれはあれでカッコいいですし、機能面もよく考えて作られてはいますが、やはりホールドに引っかかりやすいので、初心者にはあまりおすすめしません。
履きたい場合はボルダリングに慣れてからでも遅くはありません。
伸縮性がなさすぎる
パンツの項目で軽く触れましたが、伸縮性のない服は単純に登りづらいです。
特に傾斜のゆるい、初心者がよく登りがちな壁では、パンツの伸縮性のなさがストレスになることが多いです。
最悪の場合、脚を広げる際に股の部分が破れてしまうこともあるので、伸縮性がなさすぎるパンツは避けましょう。
アクセサリー類
基本的にアクセサリー類を身につけることはおすすめしません。
ケガにつながる可能性がありますし、アクセサリーが壊れることも考えられます。
筆者と一緒にボルダリングを始めた友人は、最初に腕時計をつけたまま登っていたせいで、その時計を壊してしまいました。
アクセサリーは登る前にロッカー等にしまっておきましょう。
結婚指輪はどうする?
既婚者の方で、結婚指輪を常に身に着けておきたい方もいるでしょう。
その場合、登っている最中だけ結婚指輪をネックレスに付けて、Tシャツの下にしまうといいでしょう。
筆者の周りでも、そうしている方をたまに見かけます。
ただし、紛失する可能性もあるので、扱いには気を使いましょう。
まとめ
ボルダリングをする際は、普通のTシャツ&動きやすいズボン&破れてもいい靴下で十分です。
つまり、ユニクロで全部揃います!
ですのであまり服装に気を使いすぎず、自由にボルダリングを楽しみましょう!